音楽シーン 演歌

演歌歌手が出られるテレビ番組は限られている。しかもそこは先輩が仕切り毎度なじみの顔ばかり。よほどの評判をとれば出演機会のない歌手にもチャンスがあるだろうが、出たところで視聴率はさほど高くない。一気にブレイクとはならない。

昔の演歌歌手は盛り場で流しをしたり、温泉街で宴会の舞台に出たりして営業をしていた。今でも残ってはいるだろうが、盛り場も温泉街も衰退の途上で寂しい限り。

 

今日気がついたのだが、今はカラオケから挙がる著作権収入がある。演歌の業界はこれを狙っているようだ。CDに歌手の歌とカラオケをセットする。買った人はまずそのカラオケで練習して、カラオケルームや酒場で歌う。するとチリのようにわずかな著作権料が入る。歌う人がどんどん増えればやがてヤマとなり、CDの売り上げへと循環する。なるほど、そういう手があったか・・・