2017-01-01から1年間の記事一覧

修行

修行をする。思い浮かぶのは、お坊さんと板前さん。 山にこもり、限界的に質素な生活を読教や座禅、ときには苦行や荒行とよばれる、きつーいトレーニングの日々を自らに課す、職業としての宗教者である僧侶。 かつては包丁一本晒に巻いて。いまでも、いくつ…

寄らば売れっ子の陰

いつのころからだろう。今では当たり前になってきて、そんな思いも薄れてきている。どうして、名の知られた大企業が次々と同じタレントをコマーシャルに使うのだろう。そんな疑問。 子供のころから見てきたテレビでは、コマーシャルに出てくるタレントを見て…

脱インテリ

インテリあるいは知識人。ひょっとすると、私は人生のどこかから、それを追い求めてきたのかも知れない。学歴社会と言われるものは、インテリジェンスで世の中を導く階級に仲間入りするには、ともかく良い学校にまぎれこむことだ。皆が、そう考える時代であ…

かなしい、にくい

かなしい、にくい、など気持ちを表現する単語は独立させたい。たとえば「わたし、かなしい」とか「きみが、にくい」のように。 かなしい、には、悲しい、哀しい、がよく使われ、文学的表現では、こだわった使われ方をしている。それは、それぞれの漢字に由来…

文字は表現のツール

文字は表現をするためのツール。どんな文字が最適かは場合により判断が変わる。 日本語は便利だ。漢字、ひらがな、カタカナとあり、さらにalphabetを使うのも自由なんだから、実に多彩で豊かな言語だ。 だが、言葉を口にしたとたんに、その良さが幻と化する…

差別

福沢諭吉の言葉「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」を私は思春期のころに歓喜の思いをもって受け止めた。 私は、それ以来、人はすべて平等あり、いわれなき差別をうけることはなく、してはいけない。そんな純粋な気持ちを培養し続けている。 一時…

インスピレーションの共有

人に合い、話を聞いて、その場でのことを体で感じ取る。そこで生じるインスピレーションは人ごとに違いがあるが、共通することもある。 宗教的な感覚というものは、とても多くの人々がインスピレーションを共有することなのかもしれない。 「私は、このよう…

流れ

森羅万象には流れがある。時が動くとき宇宙のすべてのエネルギーが移動する。今の時点でエネルギーと確認されているもの以外の未確認なエネルギーのようなものも動くに違いない。 私が捕捉できることも少しはある。今の生命力や過去の経験を総動員しても、ほ…

文章を書くこと

文章を書く行為は何かの目的を持ってすること。強いモチベーションがあるほど、はっきりとした力強い言葉を綴ることができる。 漠然とただ何かを書きたい。それが動機として成り立つのかといえば、なり得てもたいしたものにはならず、ただのたわごとにしかな…

上から目線の言葉

偉い人の書いた本を読むと、ほぼすべての言葉が上から目線で、つまり先生が生徒に、師が弟子に教えるように書かれている。小説ではさまざまな人物が登場し、それぞれの目線での言葉が登場するが、身分の上下、立場の上下、人格の上下、実力の上下が常に言葉…

自分の言葉を見つける

なにごとも真似ることから始まるのだが、真似ることが習慣になり、いつまでも脱却できない。上手な文章、ひとにウケる言い方を、いつも求めている。もちろん、へたくそ極まりない文章、だれもが感心しない言い方では話にならない。 文章も、それが職業上のも…

褒めてほしい 認めて欲しい

今はとてもよい時代で、褒めて育てることが、すくすくと明るく育ち、しかも才能を伸ばすと知られ、多くの親が実践し、教育者や指導者が採用している。 わたしが育った時代には、少なくとも私が育った環境においては、日々の暮らしに追われ、食べる生きるに必…

前を向き続けることは難しい

自分の心と向き合うとき、ほとんどの場合は、少し前のことを振り返り、悔やんでしまう。これも精神のバランスを維持するために必要なことに違いないのだが、こればかりだと人生いつも後ろ向きになってしまう。 前を向いて歩こう。そう言ってばかりでも、人は…

はてなブログにデビューする

Gooから見つけたHatenaにデビュー 大阪府