自分の言葉を見つける

なにごとも真似ることから始まるのだが、真似ることが習慣になり、いつまでも脱却できない。上手な文章、ひとにウケる言い方を、いつも求めている。もちろん、へたくそ極まりない文章、だれもが感心しない言い方では話にならない。

文章も、それが職業上のものとなり商品になる場合。新聞記事、小説、歌詞などは、多くの人の評判を得ることを目指すことになる。

時の流れの中で言葉は移り変わる。ひとの嗜好は気まぐれなもの。どんないいものも短い期間で飽きられてしまう。目新しさ、新鮮さ、未体験な刺激などが求められ、それも次々と現れては飽きられていく。もちろん定着し、いつまでも残るものもある。

 

わたしの言葉とは何だろう?

真似をして独りよがりで悦にいってもつまらない。

商品を目指すことが今の私のすることではない。

わたしが、わたし自身に語り、その私が納得し、心地よく喜べる言葉。

それはきっと、とてもよいもの。

 

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