2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

修行

修行をする。思い浮かぶのは、お坊さんと板前さん。 山にこもり、限界的に質素な生活を読教や座禅、ときには苦行や荒行とよばれる、きつーいトレーニングの日々を自らに課す、職業としての宗教者である僧侶。 かつては包丁一本晒に巻いて。いまでも、いくつ…

寄らば売れっ子の陰

いつのころからだろう。今では当たり前になってきて、そんな思いも薄れてきている。どうして、名の知られた大企業が次々と同じタレントをコマーシャルに使うのだろう。そんな疑問。 子供のころから見てきたテレビでは、コマーシャルに出てくるタレントを見て…

脱インテリ

インテリあるいは知識人。ひょっとすると、私は人生のどこかから、それを追い求めてきたのかも知れない。学歴社会と言われるものは、インテリジェンスで世の中を導く階級に仲間入りするには、ともかく良い学校にまぎれこむことだ。皆が、そう考える時代であ…

かなしい、にくい

かなしい、にくい、など気持ちを表現する単語は独立させたい。たとえば「わたし、かなしい」とか「きみが、にくい」のように。 かなしい、には、悲しい、哀しい、がよく使われ、文学的表現では、こだわった使われ方をしている。それは、それぞれの漢字に由来…

文字は表現のツール

文字は表現をするためのツール。どんな文字が最適かは場合により判断が変わる。 日本語は便利だ。漢字、ひらがな、カタカナとあり、さらにalphabetを使うのも自由なんだから、実に多彩で豊かな言語だ。 だが、言葉を口にしたとたんに、その良さが幻と化する…

差別

福沢諭吉の言葉「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」を私は思春期のころに歓喜の思いをもって受け止めた。 私は、それ以来、人はすべて平等あり、いわれなき差別をうけることはなく、してはいけない。そんな純粋な気持ちを培養し続けている。 一時…

インスピレーションの共有

人に合い、話を聞いて、その場でのことを体で感じ取る。そこで生じるインスピレーションは人ごとに違いがあるが、共通することもある。 宗教的な感覚というものは、とても多くの人々がインスピレーションを共有することなのかもしれない。 「私は、このよう…